前回は、自分の職業適性テストをしてみました。
長期的にはAI関連のIT職を目指して勉強していくつもりです。
しかし次の仕事でいきなりその分野に携わるのは無理かもしれないので、今の自分のスキルでも働ける現実的な仕事も探していきます。
医療事務以外でのビジネススキルが皆無なので、一般企業の社会経験も積みたいところですが…
在宅ワークの求人サイトは数多くありますが、試しにママワークスに登録してみました。
ママワークスとは
ママワークスとは主婦(夫)を対象に求人を取り扱っているサイトで、フルリモートの案件や業務委託で週数日・短時間から就労可能の案件等、病人でも働けそうな求人の取り扱いがあります。
会員登録をしなくても求人を閲覧することはできるので、自分の希望する方向性の求人があるのか確認することができます。
取り扱い求人内容
私は「在宅」かつ出勤時間や日数に縛りの少なそうな「業務委託」で検索しました。
2023年8月現在、1000件を超える求人がヒットし、ざっと見た感じ下記のようなものがありました。
- 動画編集
- アプリ制作
- 電話営業・コールスタッフ
- 経理・総務などの事務作業オンラインアシスタント
- Webディレクター・サイト作成
- 資料・リスト・マニュアル作成
この中で出来そうなのは「経理・総務などの事務作業オンラインアシスタント」と「資料・リスト・マニュアル作成」です。
経理や総務は経験が無いので難しそうですが、事務作業ならOfficeも一通り使えるので出来そうです。
次点は「Webディレクター・サイト作成」。
ブログも開設したことですし、WordPressをもう少し使いこなせるようになってWebサイト作の仕事をしていくのも視野に入ります。
時給は色々ですが、私がいいなと思った求人は1000円から1500円ぐらいでした。
最大のポイントは、1日3時間から就労可能でタイムスケジュールは自分で決められる求人もあったことです。
連続稼働や並列処理(マルチタスク)は負荷が大きいので、この働き方は私にとって魅力的な就業形態です。
ママワークスが行っているセミナーでは、事務職は人気で倍率が高いようです。
テレアポ等の営業職が需要のわりに応募が少ないので、すぐにでも在宅ワークがしたい方は狙い目かもしれません。
無料のオンライン講座
登録会員向けに、無料のオンライン講座が受けられます。教材が少々古いようですが‥
これを在宅ワーク向けのスキル習得の取っ掛かりにして、現在の情報にアップデートするのは有用だと思います。
以下の内容の教材動画が掲載されていました。
- ライティング
- インサイドセールス初級
- Webマーケティング
- テレマーケティング
- 広報
まだ全ての受講はできておりませんが、個人的には「Webマーケティング」が分析スキルも磨けそうなので深く学びたいと思いました。
プロフィール登録内容
ママワークスの職務履歴にはこんな内容を登録しました。
【経験業務】
- 10年以上の医療事務歴
- マニュアル作成業務
- Office(Excel(VBA)、Word、PowerPoint、Access)
- ファイルメーカーを使用したペーパーレス化
- WordPressによるWebサイト更新
【取得資格】
- 日商簿記検定試験2級
- 日商文書技能検定2級
- 日本漢字能力検定(漢検)2級
- 秘書実務士
- 医療秘書技能検定2級
- 登録販売者
- Googleデータアナリティクスプロフェッショナル認定証
マナビDXQuestが無事修了できたらその旨とデータ分析関連スキルも追記したいところです。
無闇に取得資格を記載するより、「自分のやりたい仕事」に関連したものに絞って記載した方が良さそうですが…(「漢検」の場違い感)
他にもチェック項目でヒューマンスキル、セルフコントロールスキル、タスクマネジメントスキルや家庭状況(子どもの有無)の登録項目がありました。
あとは自分の希望する働き方・雇用形態・勤務地・職種、経験職種、自己PRなどを入力して完成です。
因みに企業側は、求人への応募があるまで登録者の名前を確認できません。
名前の代わりに、ワーカーIDが表示されるようです。
スカウトメール
ママワークスでは自分で求人を選択して応募する他に、職務履歴や登録スキルを見た企業の採用担当者から「弊社を受けてみませんか?」のお誘いメールが来ることがあります。
私の上記スキルで「在宅」「業務委託」希望の条件で、一週間で合計10社からスカウトメールが来ました。
これが多いのか少ないのかわかりませんが、私はちょっと嬉しかったです。
特に「マニュアル作成」部分で取り上げてくださったケースが何件かありました。外部に委託しやすい領域なのかもですね。
勿論、スカウトメールが来たからといって即採用される訳ではありません。
前述の通り企業側からはママワークスの登録ID、職務履歴しか確認できないので、書類選考やオンライン面接の時点で落とされる可能性も充分あります。
登録はしたものの…
ママワークスに登録した時期は体調がぐっと上向きになってきていて、気が大きくなっていました。
もともと働けるぐらい回復したら傷病手当受給を終了させてすぐにでも働きたいと考えていたので、よし、来月から働くために求人に応募しよう!という気持ちでいたのです。
※傷病手当金受給中の就労はNGです。もし、傷病手当金の受給中に短時間でも就労して収入を得ていることが発覚すると不正受給とみなされ、傷病手当金の打ち切りや返納、悪質なケースと判断されれば、詐欺罪として刑事罰を受ける可能性もあります。
しかし残念ながら次男の不穏状態や夫の体調不良から私の方も体調悪化してしまい、今回は応募してみるところまでは行きませんでした。
コロナ後遺症というのは良くなってきたと思ってもペース配分をミスしたり負荷オーバーで簡単に悪化し、また少し良くなって…というのを繰り返す病気です。
認識しているつもりなのですが、調子が良くなるとついつい無理しがちです…
スカウトメールを数回に渡って送ってきてくださった企業さんもあり、お手数をおかけして本当に申し訳なかったです。
気持ち的には、切実に働きたいです。
もうすぐ社会から離れて1年になり、病気は私の一部になりつつあります。
休職当時に働いていた職場への復帰は叶わなくなったので、「この形なら自分も社会に寄与できる」という確かなものが欲しいのです。
本格的な求職活動の際には他のサイトにも登録しようと思ってますが、今のところママワークスが雰囲気的に私の希望にフィットしている気がします。
仕事をしたい主婦(夫)が対象とあって、保育園や学童を利用するのに必要な就労証明書を業務委託でも発行してくれる企業があるのもアツいです。
色々調べるのも大変なので、いっそのこと「病気等のハンデがある人専用の求人サイト」でもあれば探しやすいのですが…
そんなサイトがあれば病気の事を前提に話が進められるので、自分のできる範囲で少しでも働きたい人の受け皿にもなると思います。
子ども達の発達障がいを受けて、世の中には「障がいがある人」と「まだ障がいが無い人」の二種類しかいないと考えています。
「まだ障がいが無い人」から「障がいがある人」になった者としても、「障がいがある人」向けのカテゴリがもっと充実すれば良いのになと願っております。
まだハローワークにも行かねばならないし、節税対策で個人事業主として開業届を出すことも検討しているので、引き続き色んな方面から模索していきます。